慶應義塾大学理工学部体育会柔道部
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理工体柔道部とは

慶應義塾大学理工学部体育会柔道部(略して,慶應理工体柔道部)は,1956年に発足した理工学部体育会に所属する柔道部です。
2016年現在,柔道同好会と連携して,26名 (理工学部12名,それ以外14名) で活動しています。
理工学部体育会所属ですが,学部,経験,男女問わず誰でも参加できます。
現在のより詳しい活動状況については,活動状況をご覧ください。

理工体柔道部の歴史

−創部時代−
慶應理工体柔道部は,1956年(昭和31年)に,当時工学部専門課程のあった小金井キャンパスにて,2・3年生の10人余りのメンバーによって,工学部体育会内の組織として発足しました。
当初は自前の道場も無く,近隣の三鷹警察署道場に出稽古し,警察官に混じって乱取り稽古に励む日々が続きました。
そして,翌年の1957年6月にキャンパス隣地の倉庫内に手作りの53畳の自前道場を完成させました。みすぼらしく雨漏れする,しかも自動車部の整備実習場と同居のものでしたが,自分達だけの道場が出来たことの誇りを持ち,稽古にはげみました。

−小金井時代の思い出−
1971年に工学部が日吉に移転するまで約14年間,多くの先輩方が小金井の道場での思い出を残しています。各年度の卒業時部員名簿上の累計では,約130名が稽古した事になっています。小金井道場でのエピソードや思い出をいくつか記しておきます。
1. 建物はボロ,周囲の畑から肥料の臭い,隣の自動車部からの排気ガス等々,良い環境に恵まれたとはいえませんでしたが「自分達の手作り道場」の意識が高く,筋肉トレーニングの用具等は少しづつ買い集めたり,自作したりして整備していった。
2. 時々,雨漏りがしたり,畳がボロボロになったりして,当時,柔道部長だった荒井渓吉先生や,先輩方に,無理をお願いしてお金をだしていただいた。
3. 関東理工系学生柔道大会(第4回・昭和34年・講道館にて。)で3位となった。
4. 忘年会(納会)等は,道場で「すき焼き宴会」等を行った。
5. 早稲田,東大,一橋等の理工学部や教養課程の学生達,本学医学部と定期的に対抗試合をした。結果は,勝ったり負けたりであったが,やりがいもあり,良い思い出となっている。

−日吉・矢上台への移転〜現在−
工学部が日吉の矢上台に移転したことにより,道場は,移転当時の体育会日吉道場,矢上台の体育館へと変遷しました。以降,現在までのトピックスを…。
1. 体育会日吉道場での稽古は,体育会メンバーと合同だったので,かなりハードだった。
2. 移転後14年たって,OB有志の会からの援助で畳を購入,矢上台の体育会を道場として使用出来る様になった。
3. 一時期,他校の女子大生にお願いして,女性マネージャーを勤めてもらった。
4. 文系学生で作る柔道同好会と合同で活動するようになり,現在に至っている。

理工体柔道部OB/OG会

2006年11月10日に設立総会を開催し,会の名称を「慶應義塾大学理工学部体育会柔道部OB・OG会」として,活動を始めました。
現在は,活動実務を担当する運営委員会が中心になって,会員の正式入会手続き(各OB・OGの登録意思確認)を行っている段階ですが,並行して,出来る範囲での現役活動への支援も進めています。
詳しくはOB/OG会をご覧ください。